中国の太陽光発電について

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こんにちは!くまです。今日は中国の太陽光パネル設置件数や最新ニュースについてまとめてみます。魅力的ですが、中国株は買いにくいので、クマは様子見派です。勉強のためにまとめておきます。

中国の太陽光発電、いまどうなってる?

中国の太陽光発電市場は、まさに“世界最大”のスケールで成長中。2022年末には累計392GW、2023年には新規導入だけで200GW超、そして2025年には累計で1000GW(1TW)突破が現実味を帯びてきました。これ、世界の太陽光発電の約6割を中国が占めている計算です。

成長率も驚異的で、過去10年の年平均成長率は+28.7%。2023年には前年比1.5倍以上の新規導入量を記録し、他国を圧倒しています。

2025年、ついに再エネが火力を超えた!

2025年第1四半期、中国の風力・太陽光発電の合計設備容量が初めて火力発電を上回りました。太陽光・風力の合計は1482GWに達し、エネルギー大国・中国の歴史的な転換点となりました。

政策の追い風と業界の転換点

中国政府は「2030年までに風力・太陽光合計で12億kW(1200GW)以上導入」を掲げていましたが、この目標も前倒しで達成。内モンゴルやゴビ砂漠では100GW級の巨大プロジェクトも進行中です1

ただし、2025年は政策の転換点でもあります。4月30日以降、分散型太陽光発電の全量売電ができなくなり、「自家消費」や「部分売電」型へとシフト。これにより、海外市場への影響も注目されています。

低価格競争と品質向上の波

急成長の裏で、過剰生産と価格競争の激化も深刻化。中国工業情報省は2025年7月、「無秩序な低価格競争を抑制し、旧式設備の削減を促す」と発表。業界全体で“質”を重視する方向に舵を切り始めました。

新技術「ペロブスカイト太陽電池」も台頭

さらに最近は、次世代のペロブスカイト太陽電池も話題。2024年には中国国内で1.15GWの生産能力に到達し、2030年には世界で150GW超まで拡大するとの予測も。中国はこの分野でも主導権を握ろうとしています。

まとめ

  • 中国の太陽光発電は世界最大の規模で、今も急成長中
  • 2025年には再エネ容量が火力を超え、歴史的な転換点を迎えた
  • 政策転換や品質重視へのシフト、次世代技術の台頭など、今後も目が離せない展開が続く

これからも中国の太陽光発電業界の動向には注目です!

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