こんにちは。くまです。今回は2025年7月時点で株価に大きな影響を与えそうな経済ニュースをピックアップし、まとめてみました。投資やマーケット動向をチェックしている方は、ぜひご参考にどうぞ！
1. 米国の関税政策の不透明感が市場を揺らす
- アメリカの関税措置の行方が最大の注目点
トランプ大統領が日本を含む主要貿易相手国に対し、新たな関税率を通知する可能性を示唆。これにより、特に輸出関連株を中心に売り注文が増加し、日経平均株価は値下がり傾向に。 - 関税措置の期限延長なるか？
7月9日に米相互関税の上乗せ税率の停止期限が到来。延長されれば市場に安心感、復活すれば日米ともに株価調整の可能性が高まるとの見方。
2. 日経平均、4万円台回復も不安定な動き
- 半導体株・ハイテク株がけん引
6月下旬、日経平均株価は約5か月ぶりに4万円台を回復。今年最高値を記録した背景には、米国の半導体大手の好決算や中東情勢の落ち着きが影響。 - 一方で利益確定売りや不透明要因も
心理的節目である4万円台に接近し、上値では利益確定売りも目立つ。米国の関税政策や世界経済の動向次第では、再び下落する可能性も。
3. 「7月5日大災害」予言が観光・消費関連に影響
- SNSで拡散、訪日観光客が減少
「2025年7月5日に日本で大災害が起きる」という予言がSNSで拡散。実際には根拠のない噂だが、香港や中国を中心に日本旅行のキャンセルが相次ぎ、航空運賃も異例の下落。経済損失は約5600億円に上るとの試算も。 - 消費関連株への波及も注意
観光需要の減少は小売・サービス業にも影響。今後の消費動向にも注目が必要。
4. 世界経済と為替の動き
- 米国・欧州の景気減速懸念
米国の実質GDP成長率が下方修正されるなど、世界経済の減速懸念がくすぶる。欧州では防衛費拡大による財政負担増も話題に。 - 円安・原油高もリスク要因
アメリカの関税措置への警戒から円安が進行。加えて中東情勢の悪化で原油価格も上昇しており、輸入コスト増による企業業績への影響が懸念される。
まとめ：今週の投資戦略ポイント
- 米国の関税政策の動向を最優先でチェック
- ハイテク・半導体株は引き続き注目だが、利益確定売りに注意
- 観光・消費関連は噂やSNS発信の影響も視野に
- 為替・原油価格の変動にも警戒
今週は「米国関税政策の不透明感」と「SNS発信による観光需要の変化」が特に株価を左右しそうです。情報収集を怠らず、柔軟な投資判断を心がけましょう！
（2025年7月8日更新）
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