2025年の米国株式市場はどうなってる?初心者向けやさしい解説
こんにちは!くまです。今日は2025年6月時点でのアメリカ株式市場の動きについて、初心者の方にもわかりやすくまとめます。
1. 株価の動きが狭まってきた?
最近、アメリカの代表的な株価指数「S&P500」は、5,200〜6,000ポイントの間で動いています。大きく上がったり下がったりする幅(=トレーディングレンジ)が狭くなってきたんです。これは、投資家たちが「今後どうなるんだろう?」と様子をうかがっている証拠でもあります。
2. 経済の向かい風が強まっている
AI(人工知能)関連の企業は引き続き好調ですが、アメリカ全体の経済はちょっと足踏み状態。2025年の第1四半期(1〜3月)は、GDP(国内総生産)が0.3%減少しました。これは、関税(輸入品にかかる税金)が大きく引き上げられた影響で、企業が商品を買いだめした反動もあります。
一方で、FRB(アメリカの中央銀行)は金利を4.25〜4.50%に据え置いていますが、「先行きが読みにくくなっている」とコメントしています。
3. 株式市場は意外と強い?でも注意も必要!
そんな中でも、アメリカ株は意外と粘り強さを見せています。4月8日から5月末まででS&P500は約19%も上昇しました。これは、貿易摩擦が少し和らいだことや、企業の決算が予想より良かったことが理由です。
ただし、JPMorgan(大手銀行)の専門家は「機械的な売り(システムトレードなど)が発生しやすい状況」と警告しています。つまり、何かきっかけがあれば一気に売られるリスクもあるということです。
4. 今後の見通しは?
今後も「チャンスはあるけど、波乱も続きそう」というのが専門家の見方です。特に新しい貿易政策の影響がどこまで出てくるか、まだはっきりしません。
まとめ
- 株価の動きは狭いレンジで推移中
- 経済は全体的に減速気味、でもAI関連は強い
- 株は上がっているけど、急落リスクも
- 今後も不安定な展開が続きそう
投資を始めたばかりの方は、「大きく儲けよう」と焦らず、リスク管理を意識してコツコツ勉強していきましょう!
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