【米国株】決算ウィーク本格化、ネットフリックス・メタ・テスラが21日に集中——何を見るべきか

こんにちは、くまです。

先日、半導体株の8営業日連続安について書きましたが、今週はいよいよビッグテックを含む決算本格化ウィークです。時価総額20億ドル以上の企業だけでも約212社が決算を発表する見込みで、特に10月21日(水)に決算発表が集中するネットフリックス・メタ・テスラの3社は、市場のAI投資熱が冷めていないかを占う重要な試金石になりそうです。今回は今週の注目決算を整理しておきます。

1. 最大の注目はメタ、AI投資懸念を払拭できるか

メタ・プラットフォームズは10月21日(水)引け後に決算発表予定です。市場予想は1株利益(EPS)が前年比465.7%増の5.94ドル、売上高は前年比23.6%増の633.5億ドルとされています(予想レンジとしてはEPS5.94〜6.58ドル、売上高約640億ドルという数字も見られます)。先週の半導体株急落の背景には「AI投資は本当に回収できるのか」という懸念があっただけに、メタが広告事業の好調とAI投資の両立を示せるかどうかが、相場全体のセンチメントを左右しそうです。

2. ネットフリックス・テスラも同じ週に

ネットフリックスは一足早く10月20日(火)に決算発表予定で、市場予想はEPSが前年比39%増の0.82ドル、売上高は前年比11.9%増の129億ドルです。

テスラはメタと同じ10月21日(水)引け後に発表予定。市場予想のEPSは前年比10%前後の減少(報道によっては14.5%減という予想も)で、売上高はほぼ横ばいの281.1億ドル(前年比+0.1%)という見方が出ています。EVメーカーとしての本業の厳しさと、ロボタクシーやAI関連の新規事業への期待がどう評価されるかが焦点になりそうです。

ネットフリックス・メタ・テスラの市場予想売上高成長率比較
出所: 各種報道の市場予想をもとに作成(2026年10月21日発表予定分、単位:%)

グラフにすると、売上成長の勢いでメタが頭一つ抜けている一方、テスラはほぼ横ばいという対照的な構図が見えてきます。

3. その他の注目決算

今週は他にも主要企業の決算が目白押しです。

  • 10月20日(火): GEエアロスペース、GM(ゼネラル・モーターズ)、RTX、3M、インテュイティブ・サージカル、ユナイテッド・エアラインズ、ハリバートンなど
  • 10月21日(水): メタ、テスラに加えて、CMEグループ、フィリップ・モリス、IBM、ネクステラ・エナジーなど

IBMは市場予想EPSが2.87〜2.90ドル、売上高は約170億ドルとされています。AI関連の設備投資サイクルの中で、エンタープライズIT企業の受注動向にも注目です。

4. 何に注目すべきか

今回の決算ウィークがいつもと違うのは、直前に半導体株が歴史的な連続安を記録していたという地合いです。好決算が出ても「期待先行で織り込み済み」として売られるケースもあれば、逆に悪材料が出尽くして反発するケースもあり得ます。特にメタの決算内容と、それに対する株価の反応(decouplingが起きるかどうか)は、AI関連株全体のセンチメントを測る上で参考になりそうです。

まとめ

今週はネットフリックス・メタ・テスラをはじめ、幅広いセクターの決算が集中する重要な週になります。特にメタの決算は、先週来のAI投資懸念を払拭できるかどうかの試金石として、多くの投資家が注目しています。数字はあくまで市場予想(コンセンサス)であり、実際の発表内容とは異なる可能性があるため、必ずご自身でも一次情報を確認してください。

くま的にはテック企業の成長を信じていますが、一時的な調整は何度もあるでしょうね。

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